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現場塗装

現場塗装

鋼構造物の防錆を目的とした現場塗装は創業以来半世紀にわたり、橋梁塗装を主体として北海道開発局や北海道等の公共事業の元請工事を中心に、延べ900件を超える施工実績を有しています。永年にわたって培ってきたその施工管理技術は、現場施工のみならず防錆・防食に関する企画・立案・調査・設計に至るまでお役立ていただいています。

作業の流れ

01

足場架設

塗装作業用に足場を設置します。跨線橋や跨道橋の場合は、安全のため足場下面は板張りになります。整然とパネル足場が敷き詰められ、ゴミひとつ落ちない状態です。

02

素地調整

さびや劣化した塗膜をグラインダー等で除去します。工法によってはブラストという機械で塗膜に高圧の研削材を吹き付けて、さびや塗膜をすべて除去する工法も行われています。

03

塗装工程

過去の橋梁塗装では、架設されている環境により適材適所の塗料を選定して塗装していました (一般環境ではフタル酸樹脂、厳しい環境ではポリウレタン樹脂等)。現在ではLCC(ライフサイクルコスト) を考慮して、エポキシ樹脂系の下塗塗料に高対候性のふっ素樹脂塗料が使われます。

04

検査・足場解体

上塗りを終え各種検査が完了した後、足場解体作業になります。綺麗に仕上がった橋を傷つけないように慎重に足場を解体していきます。

05

書類納品、完了

足場解体完了後、機材や仮設資材等も撤去し、すべてが片付いてから完成となります。最後に書類をまとめて納品、これにてご依頼内容が完了となります。

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